令和元年9月3日(火) 於:岡崎市民病院
がん相談支援センターにおいて相談会を開催しているピアサポーターの方からお話を伺いました。
相談内容で多いのは、食事、サプリメント、セカンドオピニオンについてだそうです。
がんになったのは食事が原因ではないのかと悩み、何を食べてよいのか不安になる、
サプリメントを服用しても大丈夫なのか、
セカンドオピニオンを受けたいが、担当医師に申し訳ない、などです。
「好きなものをバランスよく食べれば問題ないですよ」
「サプリメントと抗がん剤の相性は医師に尋ねて下さいね」
「セカンドオピニオンは気にせず受けて下さいね」、と話します。
抗がん剤治療の際に出現することのあるしびれについての相談も多いとのことです。
ピアサポーターは自分も経験していますので、よくわかるそうです。
相談はがん患者自身だけではありません。家族も相談に訪れます。
家族としてどう対応し、何をしてあげればよいのか、直接接本人に聞くことができないからと話します。
がん患者からの相談は、医師には聞けない、家族に言えない、医療や福祉や法律問題というくくりでないものが多いとのことです。
ピアサポーターをしていて、
がん患者さんから教えられることはとても多い、
医師や家族との橋渡しをすることができて嬉しかった、
と話されていたのが心に残りました。
相談者の不安を少しでも和らげるよう、寄り添うように相談されていると感じました。
☆現在、岡崎市民病院では2ヶ月に一度、ピアサポーターによる相談会が開催されています。
他に、安城厚生病院で、豊橋市民病院では月に一度、愛知県がんセンターでは週に一度開催されているそうです。
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