【インディペンデント通信 2021年1月 第15号】
今日ご紹介する制度は「育児か仕事」、「介護か仕事」のどちらか選択ではなく仕事を続けながら育児も介護もできるように働く人のために作られたものです。
がんになると患者さんだけでなく、家族の生活も大きく変わります。
患者さんのそばにいて、協力したいという気持ちはわかりますが、早まって介護や看病のために今の仕事を辞めないでください。
Q1.介護で仕事を休みたい。働く時間を短くしたい。何か制度がありますか?
Q2.介護で休んだ時にもらえる給付金が何かありますか?
40歳以上(※3)で老化が原因での病気(がんの場合で40歳以上65歳未満の場合は、「回復が認められない状態の場合に限る」)にかかった方は要介護認定(要支援認定)を受けることにより、介護サービスを受けることができます。
介護サービスには訪問介護、訪問看護、福祉用具のレンタルなど、様々なサービスがあります。
(※3)40歳未満の方は介護保険が利用できませんが、自治体によっては助成制度がある場合があるので確認してください。
介護する家族の不安や悩みを相談できる窓口は、たくさんあります。
一人で悩まないでくださいね。
(例:愛知県の介護についての各種相談窓口・問い合わせ先はこちら)
https://www.pref.aichi.jp/korei/guide/H26/001-005.pdf
介護や看病のために仕事をあきらめなくてもいいんだね?
家族が生き生きしてくれたら、患者さんも嬉しいよね!
そうよ!患者さんのご家族も人生があり、生活があります。制度をうまく利用して、経済的負担だけでなく、心や体の負担を減らし自分自身を大切にしましょう。
小児がんのお子さんを養育されている働くお父さん・お母さんの場合、こうした休暇を活用するのもよい方法ですね。
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