【インディペンデント通信 2021年8月 第17号】
ゆうこりん。最近、退職する人からの相談も多いんだよね!?インディもみんなの代わりに質問してもいい?
こんにちは。ゆうこりんです。インディペンデント通信では、一貫して患者さんに役立つ社会保障制度や働くために必要な法律についてわかりやすくご紹介してきました。
今号では、少し趣向を変えて、やむを得ず退職する患者さんからのよくある質問について特集します。
これはとても多い質問ですね。
傷病手当金と失業給付は制度の違いをご説明しますね。簡単にいうと病気で働けないのか、それとも働けるのかで決まります。
傷病手当金をもらい終わってしまったからといって、必ずしも失業給付がもらえるわけでも、同時にもらえるわけでもありません。
傷病手当金は、病気や怪我(けが)で仕事を休み、その間の給与をもらえない時の生活の保障です。
(「協会けんぽのしおり」より)
※ 傷病手当金の申請には、必ず医師の「労務不能」という証明が必要です
失業給付は働失業した人が、安定した生活を送りながら、1日も早く再就職できるように、求職活動を支援するための給付です。
離職した後、就職したいという積極的な意思といつでも就職できる能力(健康状態・家庭環境など)があり、積極的に求職活動を行っているにも関わらず、就職できない状態にある方をいいます。
(ハローワーク「離職されたみなさまへ」より)
※ 病気で働けなかった人が、働けるようになったためハローワークに求職の申込みをする場合は、医師による「就労可能」という証明書が必要です。
※病気で退職してしばらく働けない場合は受給期間の延長手続きをしましょう。
よくある質問特集 Q2:退職したら国民健康保険?現在の保険の任意継続?
よくある質問特集 Q3:傷病手当金や失業給付をもらいながら扶養に入れますか?
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