【インディペンデント通信 2020年9月 第14号】
今回は、医療費の負担を減らすうれしいコツについてお話しします。
インディペンデント通信第6号(2018.7月号)でお知らせしたところ大きな反響があり、さらに充実した内容が知りたいとのお声を聞きましたので、医療費の負担を減らす実践特集とします。
大きな病気をした時、医療費の負担は患者さんにとってはとても重いものです。
中には治療を諦めようかと考える人もいます。でも、このコツを知っておけば医療費の負担が少し減るかもしれません。
×…自己負担額の合計に合算できません
〇…合算できます
Aさんが払った自己負担額の合計は①+②+③になりますね。
=169,200円
高額療養費の申請で払い戻される額は
169,200円-57,600円=111,600円←高額医療費として払戻される額
(Aさんの所得区分エの自己負担限度額は57,600円です。)
◎3人家族の例を紹介しましたが、一人暮らしでも合算はできますよ。
◎計算方法がわからなければ、保険証と領収証を用意して加入している健康保険の窓口に電話してみましょう。
◎領収証がない場合には、そのことを伝えましょう。
◎健保組合によっては、請求手続きがいらなかったり、付加給付として自己負担限度額が少ないなどの独自の給付がありますので、問い合わせてみましょう。
◎国民健康保険の方は、取り扱いが違いますので市区町村に問い合わせてみましょう。
限度額適用認定証を使ってもこんなに戻ってくるんだね!正しい計算方法を知るのって大切だね。
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